約12年ぶりにクスコに行ってきました。世界遺産の指定都市のためたくさんの観光客が朝早くから夜の遅い時間まで街中を歩いており、リマとヨーロッパの国々を結ぶ航空会社が増えたせいかヨーロッパの国々の人々が多かった気がします。
ある朝(5時頃)、ピルコパタという南部アマゾンの町に行くためホテルの前で車を待っていると一人のおばさんが坂の下から屋台を押してくるのが見えました。そのおばさんに「何を売っているの?」と聞くと「エモリエンテという暖かくてとっても体に良いお茶だよ。一杯どお!」と言いました。ペルーの友人に聞くと「健康茶エモリエンテは、昔から伝統的に飲まれている飲み物で、ペルーの人々は水やソフトドリンクのようによく飲んでいて、冷蔵庫で冷やして飲むこともしますが、寒いときなどは温かくし飲むと体があったまるよ」と言ってました。また各家庭や場所によっては使用する材料を変えて作られているそうです。
私達は、とってもこの朝とても寒かったので試しに飲んでみることにしました。飲んでみるとアロエの肉質部分がトロトロしてのどを通る感じがとても気持ちよく、味はちょっぴり甘ずっぱい感じで飲みやすかったです。
■ 材料
① 1個目のナベの中に用意されていたエキススープ
- 大麦を焼いたもの
- スギナ
- キャッツクロー
- ボルドの花
- 行儀芝(グラマ)
② 2個目のナベの中に用意されていたスープ
- アロエの葉の肉質部分
③ 6本のビン(左から右)
- ボトル1 亜麻仁の種子の濃縮液
- ボトル2 ムラサキウマゴヤの濃縮液
- ボトル3 ザクロのシロップ
- ボトル4 レモン・ジュース
- ボトル5 ムラサキウマゴヤの濃縮液
- ボトル6 シナモンとマルメロの濃縮液
■ 作り方
1個目のナベのスープをコップにいれます。
その後ボトル1、3、4の液をコップに加えます。
お好みによりボトル2、6を加えます。
最後に2個目のアロエ・ジェルを加えて出来上がり。